企業のタネ

世界のトヨタが見る未来 〜KINTOはただの通過点〜


先日、トヨタの新サービス『KINTO』についてご紹介させていただきました。

トヨタ 新サービス 『KINTO』とは

トヨタのKINTOとは、2019年から行なっているサブスクリプションサービスです。
3年〜の契約で、月額定額制で3年ごとに新車に乗り換えることができ、かつ税金等の維持費は全てこの定額に含まれているというサービスになります。
『KINTO』という名前の由来は、ドラゴンボールの筋斗雲(いつでもどこでも悟空が移動用雲を呼べるもの)からきているそうです。

『KINTO』は未来に向けた仕組み構築のためのただの通過点??

ここからはあくまでも私の考察になります。

『KINTO』というサービスは最低プランを選んだとしても月40,000円以上するため、
なかなか庶民には手が出せない価格となっています。

ただ近い将来(おそらく10〜15年後)、日本の多くの方がこのサービスを利用しているはずです。

それはなぜか…。

それは、車の自動運転技術の発達によって『所有→サービス』になるからです。


未来のKINTOサービス 


今年から始まる5Gの技術により近い将来、車の完全自動運転化ができるようになります。
それによって、誰もが自分で運転をせずともバス停や駅まで送り届けてくれる未来がすぐ目の前まで来ています。

でも考えてみてください。自分で運転しない車なんて愛着がわかないですよね。
違う車を運転してみたい!あの車かっこいい!そろそろ買い換えたい!と皆が思わなくなるのです。

ただでさえ日本人口が減っていくのに技術の進化によって、拍車をかけるように車が売れず、トヨタにとっては大打撃になります。
では、業績を上げていくにはどうすれば良いか?

『車を販売せずに、サービスを販売するのです。』


それが未来のKINTO。

『未来のKINTO』はスマホ(その時代にはすでにスマホも存在しないかもしれないが)を使っていつでもどこでも車を呼ぶことができます。


自分が乗りたい電車の時刻を設定すれば家から駅までの所用時間を逆算してぴったりの時刻に迎えに来てくれるかもしれませんね。
定額制のためその場で支払い決算をする必要はなく、すでに設定しているので目的地を伝えることも不要です。

飲み会の帰りは、あらかじめ最寄駅に自分の到着時間を設定しておけば、タクシーの行列に並ぶ必要もなくすぐに家まで送り届けてくれます。
(おそらくその時代にはすでにタクシーは存在しませんが。笑)


トヨタの見る未来


トヨタはこの先の未来を見据えて2019年にKINTOというサービスを開始しました。
いつの時代も技術革新に沿って常に遠く先の未来を見据えた戦略を取らなければ、いくら世界のTOYOTAといっても一瞬で消えていってしまいます。


かつて車業界の最前線にいたフォード車でさえ、世界の変化に対応できずゼネラルモーターズ(GM)に取って変えられました。

近年では、かつて日本だけでなく世界の機械業界を引っ張っていた東芝やパナソニックなどが相次いで経営不振に陥った出来事を想像すればどんな大企業でも安心はできませんよね。

そういった点で、先を見据えているトヨタはまだまだ世界に君臨していける車メーカーであることは間違い無いでしょう。

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