人のタネ

孫正義 の『志』後編

前編はこちらから

創業1ヶ月の大勝負

エレクトロニクスショーに出展します。

今後の世の中はパソコンが普及します!しかしそのパソコンにはソフトが必要です。そのソフトはうちが販売します
そう言い、資本金1000万円の会社にもかかわらず、ほぼ全額の800万円というお金を使い出店します。

1000万円を使ってショーに参加したにも誰からも連絡がきません。

しかし、エレクトロニクスショーの1週間後、電話が一本きます。

ソフトバンクさんですか?ジョーシン電気と申します。ショーを見させていただきました。ぜひ取引をしてください。

そこから会社はうなぎのぼり。

創業から1ヶ月後には社員15人、15坪の土地に引っ越し。
また1ヶ月後には社員100人、100坪の土地へ引っ越し。

その後も急成長し、まったく0の会社がたった1年間で30億円の年商になります。

しかし、その後すぐに孫正義は肝臓を患い、重病になります。
それから3年半入退院を繰り返し、従業員や顧客も去り、会社はうまくいかなくなります。

それでも残ってくれた優秀のな社員と顧客のお陰でなんとか乗り切ります。

30代 アメリカ進出

ある程度の軍資金は貯まったが、まだ少ない。
そこで孫正義は株式公開を行い、さらなる軍資金を貯めようと試みます。

ここで、さらに孫正義は大きな勝負に出ます。

会社の時価総額が2700億円の時、
アメリカの企業2つを買収。
しかもその買収金額は3100億円。

またまたほぼ全額を投じて賭けに出たのです。

しかし、今後必ずインターネットの時代が来ると読んでいた孫正義にとってその買収には勝算がありました。

このいわば、地図とコンパスのような2社を使い、宝の山を見つけるのです。

それが、「Yahoo!」です。
当時、5、6人の社員しかいなかったYahoo!に100億円もの大金を投資し、筆頭株主となります。

「ヤフー」の画像検索結果

そして、インターネットバブル期が到来

ソフトバンクの価値はどんどん上がり、孫正義の銀行口座は1週間に1兆円ずつ増えていったそうです。

しかし、孫正義にとってお金なんてどうでもよい。
それよりも人々が喜んでくれることをしたい!そう思っていました。

しかし、そんな考えとは裏腹にネットバブルが崩壊。
1年間でソフトバンクの価値が100分の1になります。

ブロードバンド事業参入

ここで40代で人生3回目の勝負をかけます

それがブロードバンド事業への参入です。
この頃、ブロードバンド事業はNTTの独占状態であり、異常なほど高い金額で商売をしていました。

にも関わらず、日本のインターネットは世界先進国の中で1番遅く、1番高い。
当時、GDP世界2位の日本がです。

インターネットを扱っている企業として、日本のこの状態は恥ずかしい。
この状態を打破したいという、そんな思いからでした。

当時のNTTはネット回線においてほぼ独占状態であったにも関わらず、遅くて高い。
しかし、当時じゃNTTよりも早い回線を引こうと言っても、NTT通信機種に繋げなければ回線を引くことができず、NTT側の許可が必要でした。
しかし、NTTは先延ばしやたらい回しによって、交渉に全然応じませんでした。

そこで孫正義はどうしたかというと、総務省に乗り込み掛け合います。

日本はどうなってるんだ、NTTのせいで日本国民は大きな損害を食らっている。

しかし、総務省もまあまあとあしらう。

そこで孫正義はとんでもないことを言います。

国がフェアなビジネスをさせないなら、NTTと総務省の対応を全て記者会見でぶちまける。
そしてそのまま灯油をかぶって死にます。

総務省も流石に対応を行い、無事に参入することができます。

当時、日本のインターネット界を牛耳っていたNTTの4倍の速度で、8分の1の金額でソフトバンクはブロードバンドを提供しました。

これには社員からは多くの反発があったそうです。
こんなことをすれば自社だけでなく、楽天など他社にとっても漁夫の利となってしまう。
ソフトバンクがそこまでするメリットはあるのかと。

しかし孫正義は、日本国民にとってインターネットを生活の当たり前にすることの方が大事だと考えていました。

日本をブロードバンド先進国にする

孫正義にとっての参入はこの想いだけでした。

その後、ダイエーホークスを買収したり、アリババと事業提携を行うことで順調に企業を成長させていきます。

スティーブ・ジョブズとの出会い

孫正義はスティーブ・ジョブズに出会います。
そして、もともと自分で考えていた、音楽の聞ける携帯電話についてスティーブ・ジョブズに意見を求めようとします。

すると、スティーブ・ジョブズは近々世に出すつもりであったiPhoneについて話します。

孫正義はiPhoneの話を聞いた時、絶対にそれはソフトバンクで売りたいと考えます。

しかし、その頃のソフトバンクは携帯電話との接点が全くない事業を行なっていたため、門前払いされます。

それから、ソフトバンクはiPhoneを独占販売することを中心に置きながら事業をおこなっていくのです。
それが、ボーダフォンの買収です。

さらに、ソフトバンクのロゴマークと店舗の改革。
ソフトバンクのロゴマークといえばこれですよね。

「ソフトバンク」の画像検索結果

白バックの銀ロゴマーク。このシンプルさ。
スティーブ・ジョブズはビジュアル・デザインをとても大切にしており、その頃のソフトバンクのロゴはアップル社のイメージとはかけ離れていました。
iPhoneの発売のためにロゴまでを変え、迎え入れたのです。

新30年ビジョン

情報革命によって人を幸せにする」このたったひとつのことだけを成していく。
 孫正義の新30年ビジョンを一言で言うとこれになります。

理念:なんのために頑張るのか。どういう世界にしたいのか。(こうしたいという未来)

ビジョン:そういう世界になるためには、世界はこれからどう進んでいくのか。(こうなるだろうという予測)

戦略:そのためにソフトバンクはどう進んでいくか。

新30年ビジョンにプレゼンテーション動画もあるので、詳しく観たい方はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=nbsHXZ4FaEw

まとめ

孫正義の年齢はまもなく60代に差し掛かっており、孫正義の人生50カ年計画に沿っていくと
60代 次世代に事業を継承する』時期となっております。

孫正義は後継者には100億円渡すとも言っており、孫正義の後継者が誰になるのか非常に興味がありますが、
孫正義の後継者なんてそうなかなか見つからないかもしれませんね。笑

ただ、次世代に事業を継承するといいつつ、ZOZOタウンを買収したり、直近ではLINEと経営統合を発表するなど
何かと目が離せない状態となっています。

なぜ、LINEと経営統合したのか、私の予想では、LINE Payが大きく関わっていると思います!
今後、決済機能を持った企業が産業カーストのトップに君臨するはずだからです。

参考

今後も時代の流れや企業の流れを掴むためにも、孫正義さんを中心にソフトバンクグループの動きには注目です。

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